「意識が戻って気付いたら、腹が出てたので、ビックリしたわ!」とあきひろ。事故から8ヶ月目くらいに、自分ネタで笑わせてくれました (^▽^)
解説しましょう。
あきひろは、枚方の星が丘医療センターの入院中、容態が落ち着いた6月頃、甘い物が欲しくて欲しくて、やたら甘い物を食べたがりました。
星が丘医療センターには、ローソンがあって、美味しそうなスイーツがずらりと並んだコーナーがありました。
その頃は、病院から出されるペースト状またはおかゆ状の食事のほかに、なんと1日2〜3個のスイーツを欠かさずという食生活になりました。傷ついた脳が、その修復のために糖分を欲しがっていたのかなと納得はするのですが、それにしても普通ではありませんでした。
6階の病棟から1階のローソンへ、初めのうちは車椅子で、そのうちふらふらと歩きで、家族同伴で。
ローソンのスイーツコーナーに辿り着いたあきひろは、今日のスイーツ2〜3種を選ぶのに、もう真剣そのもの。10分はスイーツコーナーに張り付いていましたね〜。
下の写真は、あきひろが最も好んで選んだ2大スイーツです(❀╹◡╹)❤
もち食感ロールは、生クリームが芯にたっぷり入って5切れもあり、「これを一人で食うか!?」って思わず突っ込みたくなるのですが、これが、毎日選ばれた定番となり、2番手、3番手に何を選ぶか、甘い飲み物にするか、やっぱりスイーツから選ぶかなどが悩みどころだったわけです。
もっと回復が進んで一人でもローソンへ行けるようになってくると、なんと、夜中の2時にお買い物。これは、見とがめられて、あきひろのベッドには、光センサーが付けられ、光の筋をあきひろが横切ると、ナースコールが鳴るという対策が施されてしまいました。
この食生活が2ヶ月も続けば、そりゃあ腹も出ます!元気になったら血液検査でコレステロールとか測ってもらわなきゃと心配でした。
あきひろの意識が鮮明になってきて、直前記憶が次々に消えていく状態をようやく脱しつつあったときに、大学時代に日本拳法で鍛え上げていた腹が出ていることに、「はて?」と気付くこととなりました。とき既に遅かりし〜!(๑>◡<๑)!
本人が前は5%台だったと言う体脂肪が20%越え、体重も事故前より10Kg太っていました。
そのお腹は、今もまだなかなか。筋トレを頑張っていて、「腹筋」「腕立て」「ジョギング」もよくやっており、スイーツの呪縛からも解き放たれているんですけどね・・・
でも、あのお買い物は、脳のリハビリには良かったと思っています。なんせ、働きが悪くなった脳を駆使して、スイーツを真剣に選び、さらに、お金を自分で財布から出して、レジに表示された金額を少し苦労して出し、お釣りを受け取りなどもして、おまけに他人(お店の人)と少々の会話もするんですから。
ね?
- 2017.01.11 Wednesday
- 移動販売スタートのきっかけ
- 21:48
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- by ジャズドラマー平田