《2017.7.22 イオン洛南ショッピングセンター》
1.背中を押された販売モードの切り替え
梅雨が明けて夏真っ盛り。
直射日光を浴びた車内温度は、昼過ぎになんと40℃超え。こんな高温では、クレープを作っても、作っているうちにクリームが溶けてきて、だらんとなってきます。
やっぱり盛夏にはクレープ作りが難しくなることを痛感しました。
お客様の嗜好もアイスクリームとか、かき氷とかに向かうのもよくわかります。
元々の予定では、7月からクレープ販売モードをかき氷販売モードに変えるつもりでした。
しかし、納車の遅れによって移動販売のスタート自体が2か月近くも遅れたため、販売モードの切り替えに労力をかけるエネルギーはまだ充電されていませんでした。
ところが・・・
7月20日にイオン洛南ショッピングセンターで営業しているとき、イオンの営業の方から、「次の土曜日に親子向けのイベントをここでするので、かき氷メインで出店してください。」というご要望をいただき、このご要望によって、8月上旬の営業休み期間に作戦を立てようと考えていた販売モード切替を、たった2日後にせざるを得なくなりました。
お客様のご要望にお応えするのは、ビジネスの基本中の基本。とはいえ、翌日に準備できる時間はせいぜい数時間です。
かき氷は少ない種類(4種類)でサブメニューとして既にスタートさせていたので、「かき氷メイン」にするには、メニューの充実化と、氷など食材の買出しとが必要になります。
2.かき氷新メニューの開発
うちの店の2大ポイントは、美味さと化学合成添加物の少なさとです。この路線をかき氷でも崩さずに、かつ近場で手に入る食材を選ぶ必要があります。
いろいろ考えた上で、考案して試食してみたかき氷の新メニューは、以下の2つです(余談ですが、このメニュー画像の作製だけでも2時間以上かかっているので、どうしても睡眠時間を削ることになりますね)。
これに既に販売していた「けずりいちご」「白桃」などと合わせて6種類の品揃えにすることができました。これなら、「かき氷メイン」のご要望に、まあまあ応えたといえるかなと思いました。
そして、かき氷のための食材および氷11kgを40食分として仕入れました。これだけの氷を車の冷凍庫に保管するわけですが、クレープ用の食材が色々入っている冷凍庫の入れ替え作業と、少しでも収容容積を増やすための冷凍庫の霜取り作業も加わるので、大変でした。
冷凍庫は、車の備品として元々付属している物ですが、自動霜取り機能付きの冷凍庫を指定させてもらうべきでした。なんせ、開け閉め回数が多いので、庫内に付く霜も相当なものです。こんな苦労は少ないに越したことはないのですが、経験してみないとわからないですね。
3.ふたを開けてみると
さて、当日。予想していたよりはお客様の数は多くなかったのですが、それでも、日頃数食しか出ていなかったかき氷が、34食出ました♪
もう少し客足が伸びるかと思われた午後4時ころ、もうイオン名物とでも言いたくなるどしゃ降りのにわか雨。
これで客足はぱったり止まり、そのまま午後6時半閉店。出店日によく降られてしまうにわか雨が恨めしくなります。
まあ、最近低調で悩んでいた売り上げが少しだけ取り戻せました。
そして、ホッと休憩するまもなく、翌日の大阪市福島のレストラン「Velvet Virgo」の店内販売に向けた準備がこの夜に待っています。
(No.26 怒涛の営業3連チャン〜(2)Velvet Virgo店内クレープ販売 へ続く)
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よろしくお願いします(平田光俊)。
- 2017.07.25 Tuesday
- 出店の様子
- 15:06
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- by ジャズドラマー平田