この話は、暗くて衝撃的な出来事なので、新年早々にお伝えする話題として、あまりにふさわしくない
年内に終わらせる話にしよう、そう思うようになりました。

 

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2013年2月12日の午後4時頃でしたか
私の職場に、次男あきひろの急を告げる電話が入りました。
「息子さんが、頭を打って、ドクターヘリで和歌山県立医大に運ばれたらしい」

 

私の周りの空間がぐらっと歪んだように感じました。

 

すぐに家内の職場に電話し、急遽、JRの駅で落ち合い、自宅へ急行。
とりあえず、当面の入院で必要になるであろう衣類等を持ち、車で和歌山県立医大へ。

 

夜の7時過ぎでしたか、ICUへ案内され個室のカーテンが開くと、そこには頭を包帯で包まれ、計器に囲まれ、たくさんの点滴の管と、センサの配線につながれた顔の腫れ上がったあきひろが・・・

 

医師 「息子さんですか?」
私  「・・はい・・・」

 

ロングボードという1.2m長さくらいのスケートボードで転倒、後頭部をアスファルト面で強打し、脳挫傷・頭蓋底骨折。
脳全体がぱんぱんに腫れ、脳幹を圧迫している、脳幹の細胞が圧力でやられると、呼吸停止、あるいは脳死の状態になるが、そのおそれがある非常に危険な状態とのこと。
このため、左側頭部の頭蓋骨を手のひらくらい切り取って開けた大穴から腫れた脳を外へはみ出させることにより、脳圧を少しでも下げる救急処置を施した、座礁した脳細胞を死滅から守るため、体温を34℃台まで下げて細胞の活動を抑え、徐々に体温を戻していく低体温療法も施している、、、とのこと。

 

流れる涙が止まらない、あきひろに声をかけようにも声が出ない
腰布のみで全裸に近い状態で寝かされているあきひろ
右目がうすく開いたまま、わずかにのぞいている黒目はどよんとしていて、全く生きてる感が無い

 

一方の家内は
母親ってこういう場面で半狂乱になるんじゃないかって思うのに、彼女は驚いたことに泣いていない!
あきひろに顔を寄せて「あきひろっ! 帰ってくるんやで! あきひろっ! 帰ってくるんやで! 〜 〜 〜」

 

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私  「あの状況で、どうして泣かなかったの?」
家内 「う〜ん、わからないわ」
私  「不思議だね」
家内 「そうね・・・」

 

家内は自分でも説明がつかないという。
私の推測ですが、家内は、小学校の保健室教諭なので、ここまでの状況に遭遇したことは無いそうだけど、大怪我や、心配な状態を抱えてしまった子ども達を二十歳のときから何十年も診ている人なんです。
そこは、「発明とは」「特許とは」って、命に関わるような仕事とは全く違う仕事をしていた私との大きな大きな違いになっていると思えます。あきひろの命の危機は、私には遭遇したことのない異次元のできごとでしたが、家内には、少なくとも異次元ではなかったんだろうと。

 

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私    「あっ君、この文章読んでどう思う?」
あきひろ 「こんなに命が危なかった状態やったんやなあ。こんなんやったんか。」
私    「父さんや母さんの様子もよくわかるやろ」
あきひろ 「ほんまやなあ・・・。それに、この状態から今みたいに普通にしておれるって、信じられへんわ」

 

あきひろが奇跡を得ることができたのは、いくつかの偶然と必然とがあったのです。
 

来年からブログを開設します。

今はブログの立ち上げ中です。

 

ブログ開設も初めてなら、移動販売という全くの未知の領域へ足を踏み入れることも初めて。

 

特許事務所を今月末で退職したら、ジャズドラマーとしてもっと馬力をあげることができるのに、なんでまた移動販売なんて?

 

その結論に到達するまでの波乱万丈のエピソードを、来月からこのブログでご紹介していきますおはなおはな

 


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